差押えが行われる主な手続き
差押えといっても、「誰が」「何のために」差し押さえるかによって、制度が異なります。
また、その後の手続きも、財産の種類などによって異なります。
そこで、主なものについて、整理いたしました。
<主な手続き>
| 種類 | 手続者・機関 | 原因の例 | 換価 |
| 民事執行の差押え | 申立人 →裁判所 |
借金、売掛金、損害賠償金の不払い | 競売 取立 売却 など |
| 担保権の実行 | 抵当権者 →裁判所 |
担保物権がある借入金の不払い | |
| 国税の滞納処分 | 税務署 | 国税(法人税・所得税・消費税など)の滞納 | 公売 取立 売却 など |
| 地方税の滞納処分 | 都道府県 市町村 |
地方税(住民税・固定資産税など)の滞納 | |
| 社会保険料の滞納処分 | 年金機構等 | 社会保険料(健康保険・厚生年金など)の滞納 |
<競売(けいばい・きょうばい)>
| 競売(けいばい) | 裁判所による強制執行、担保不動産の競売 |
| 競売(きょうばい) | 複数人が価格を競って買うこと |
<差押えが行われた後>
差押えが行われると、基本的には、その財産を自由に処分することが制限されます。
| 不動産 | 自由に処分することが制限され、競売・公売などへ進むことがあります。 |
| 預金 | 取立てが行われることがあります。 |
| 売掛金 | 第三債務者からの取立てが行われることがあります。 |
| 動産 | 売却されることがあります。 |